
ネキシウムカプセルについてまとめていきましょう。
★特徴★
・ラセミ体であるオメプラゾールからS 体のみを分離したPPI 。
・S 体はR 体と比べ、CYP2C19への親和性低く代謝を受けにくい。
・オメプラゾールや他のPPIと比較して遺伝子多型による影響を受けにくい。
・ネキシウムは上記の特徴より安定した薬物動態を示す。
・CYP2C19の遺伝子多型では代謝の高いEM(extensive metabolizer)と遅いPM (poor metabolizer)、中間のIM (intermediate metabolizer)がある。
・日本人ではEMが34.9%を占めている。
・ネキシウムカプセルはNSAIDs投与時の胃潰瘍、十二指腸潰瘍の再発抑制の適応あり。(タケプロン15mgでも適応あり。)
・ネキシウムカプセルは食事の影響受けにくく、食前、食後を問わず服用できる。
・のみ忘れた時は次の服用まで8時間あける。
・レイアタッツ(アタザナビル)と併用禁忌
→胃酸分泌抑制でレイアタッツの血中濃度低下
・粉砕不可(腸溶性顆粒を充填したカプセルのため)
個人差がなくCYPの相互作用を気にしなくていいんですね。
調べているとPPI 服用中の逆流性食道炎患者では67%以上の方で週1回以上胸焼けが起こっているそうで、そのような患者にPPIを変更してみてもいいかもしれませんね(^ー^)

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★特徴★
・ラセミ体であるオメプラゾールからS 体のみを分離したPPI 。
・S 体はR 体と比べ、CYP2C19への親和性低く代謝を受けにくい。
・オメプラゾールや他のPPIと比較して遺伝子多型による影響を受けにくい。
・ネキシウムは上記の特徴より安定した薬物動態を示す。
・CYP2C19の遺伝子多型では代謝の高いEM(extensive metabolizer)と遅いPM (poor metabolizer)、中間のIM (intermediate metabolizer)がある。
・日本人ではEMが34.9%を占めている。
・ネキシウムカプセルはNSAIDs投与時の胃潰瘍、十二指腸潰瘍の再発抑制の適応あり。(タケプロン15mgでも適応あり。)
・ネキシウムカプセルは食事の影響受けにくく、食前、食後を問わず服用できる。
・のみ忘れた時は次の服用まで8時間あける。
・レイアタッツ(アタザナビル)と併用禁忌
→胃酸分泌抑制でレイアタッツの血中濃度低下
・粉砕不可(腸溶性顆粒を充填したカプセルのため)
個人差がなくCYPの相互作用を気にしなくていいんですね。
調べているとPPI 服用中の逆流性食道炎患者では67%以上の方で週1回以上胸焼けが起こっているそうで、そのような患者にPPIを変更してみてもいいかもしれませんね(^ー^)

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