薬剤師のお勉強ノート

半人前薬剤師が日々の勉強内容を振り返るための備忘録です。

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新しいHbA1c(NGSPとJDS)

4月から、患者さんから血液検査の結果の紙を見せて頂いた時に、HbA1cが2つ書かれて来るようになりました。
「新」と「旧」と書かれているのですが何がちがうのか、確認のためにまとめます。


★JDSとNGSP★
・日本の測定方の数値がJDS (Japan Diabetes Society )海外で使われている数値がNGSP (National Glycohemoglobin Standardization Program )。

・欧米と日本では測定方法が違うため差がでる。

・新HbA1cとはNGSPのこと。

・NGSP=JDS+0.4
→正確な換算式もあるが、学術論文以外では上記の式で問題はない。

・2010年から出版物や学会発表ではNGSPを表記していて、2012年4月から日常診療でもNGSPを使用することになった。
→ただし、特定検診・保健指導(メタボ検診)では12年度末までJDS で表記される。





HbA1cの国際標準化によって今までの数値から0.4高くなるということですね(^-^)

従来糖尿病の管理目標値は大規模臨床試験の結果から、欧米人では7.0%以下、日本人では6.5%以下とされていましたが、JDS6.5%はNGSP6.9%に相当するため実際はほぼ同じ管理目標値だったということです。

多くの検査結果では当面の間は両方が記載されるようです。
患者さんが新しい表記になって血糖値が高くなったと心配しないように、説明できるようにしておきましよう。
(実際は多くの場合主治医からも説明があると思われます)

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糖尿病の運動療法・運動制限

糖尿病の方の運動療法、運動制限の必要がある場合についてまとめてます。

★運動療法★
・歩行運動では1回15~30分間、1日2回(1日の歩行数約8000~9000歩)、週に3日以上が望ましい。

・日常生活において身体活動量を増やすだけでも長期間継続すれば効果がある。


★運動禁止・制限する必要がある場合★
・空腹時血糖250mg/dl以上

・尿ケトン体陽性

・眼底出血

・腎不全
→血清クレアチニン値:男性25mg/dl 以上、20mg/dl女性以上

・心疾患
→狭心症、心不全等の虚血性心疾患や、脈拍が100を越える時など。

・骨、関節疾患

・壊疽

・急性感染症

・高度の自律神経障害

・血圧180以上

など


★その他の生活習慣改善・療養指導★
・禁煙

・肥満改善

・フットケア

・口腔内ケア、歯周病管理指示

・自己管理教育(インスリン非使用者にも血糖自己測定が望ましい)

・インフルエンザ予防接種

・肺炎球菌ワクチン

など




運動は、筋肉におけるインスリン感受性を高めるの で、インスリン抵抗性を背景にした2型糖尿病に とって特に有効です。運動による血糖降下作用は、 運動時だけでなく、24~48時間持続するとされています。

運動療法はとても大切ですが医師からどの程度の運動強度を指示されているかの確認も大切ですね(^ー^)

血糖を下げるためには激しい運動ではなくウォーキングなどを日常生活に組み込み続けられるようなアドバイスをしたいですね。
(通勤の一部を徒歩にする。買い物へ歩いて行く等)


糖尿病患者においてHbA1c を1%減少させることにより、15~20%の動脈硬化性疾患の減少と37%の細小血管症(網膜症、腎症 など)の減少をもたらすことができるとされています。

1%下げることの大切さを患者さんに理解して頂きましょう(^ー^)


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シュアポスト錠の特徴

新しいグリニド系薬のシュアポスト(レパグリニド)について勉強会があったので内容をまとめておきます。


★はじめに★
・4/1より長期投与可能に。

・有用性加算(Ⅱ)5%適用

・「シュア」…確実に「ポスト」…食後の血糖を下げる


★特徴★
・グリニド系で唯一の胆汁排泄型

・尿中移行少なく、透析患者にも安心して使える。

・初期用量0.25mgだが0.5mgからでも可。最大1日3mgまで。

・α-GIと併用可。(他との併用は適応なし)

・毎食直前(10分以内)。食事中、食後はだめ→1回飛ばして次回に通常に。

・吸湿性に注意(病院では一包化している)

・単剤16週投与で7.32→6.15%と1.17%と低下は大きい。

・世界90ヵ国以上で承認販売されている。

・体重増加あり(52週で1.67kg)

★主な副作用★
低血糖(19.0%)、めまい(3.5%)、振戦(3.3%)、空腹感(2.3%)。

全体で35.5%

★ファスティック(スターシス)との比較★
・有意差をつけてHbA1cを低下させる。
→ファスティックで0.81、シュアポストで1.17の低下。

・空腹時血糖が低くなる

・ K ATP チャネルへの結合親和性高い。→インスリンの分泌作用長くなる。

・低血糖の発現率高い。(SU剤と同等)
→比較試験で低血糖はシュアポスト(1.5mg分3)で17.2%(11/64例)、ファスティック(270mg分3)で6.1%(4/66例)

★こんな人に処方を★
・SU剤を投与しようと考えている人

・既存のグリニドで効果不十分な人

・腎機能の低下が気になる人

・αーGI投与患者への追加投与



併用薬がαーGI だけだとなかなか使用できる場面は少ないかもしれないですね(^ー^)
ちなみにグルファストにはαーGI以外にチアゾリジン系との併用にも適応があり、
ファスティック(スターシス)にはαーGI、チアゾリジン系に加えて、ビグアナイド系との併用に適応があります。



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新医薬品の長期投与制限一覧(2012)

新薬の長期投与制限の解除日別の一覧です。(2012年版)


★新薬の投薬期間制限の解除日別一覧★
☆2012.1.1解除
・インヴェガ錠3mg、6mg、9mg
・ザイザル錠5mg
・サムスカ錠15mg
・ジクアス点眼液3%
・ネバナック懸濁性点眼液0.1%
・バイエッタ皮下注5μgペン300、10μペン300
・レボレード錠12.5mg、25mg

・ワンデュロパッチ0.84mg、1.7mg、3.4mg、5mg、6.7mg
→麻薬のため1年経過後も投薬期間制限あり。


☆2012.4.1解除
・エディロールカプセル0.5μg、0.75μg
・シュアポスト錠0.25mg、0.5mg
・フェブリク錠10mg、20mg、40mg
・プラザキサカプセル75mg、110mg
・メマリー錠5mg、10mg、20mg
・レミニール錠4mg、8mg、12mg、OD錠4mg、8mg、12mg、内容液4mg/mL

・アクレフロ粘膜吸収剤200μg、400μg、600μg、800μg
→麻薬のため1年経過後も投薬期間制限あり。


☆2012.8.1解除
・イクセロンパッチ4.5mg、9mg、13.5mg、18mg
・トラムセット配合錠
・ミラペックスLA錠0.375mg、1.5mg
・リクシアナ錠15mg、30mg
・リパクレオン顆粒300mg分包、カプセル150mg
・リバスタッチパッチ4.5mg、9mg、13.5mg、18mg
・レクサプロ錠10mg

・ノルスパンテープ5mg、10mg、20mg
→向精神薬のため解除後も制限あり。



☆2012.10.1解除
・アレロック顆粒0.5%
・オンブレス吸入用カプセル150μg
・ゾリンザカプセル100mg
・トラゼンタ錠5mg
・ネキシウムカプセル10mg、20mg
・ベタニス錠25mg、50mg
・ボノテオ錠50mg
・リカルボン錠50mg


☆2012.12.1
・イムセラカプセル0.5mg
・ジレニアカプセル0.5mg
・テラビック錠250mg
・ムコスタ点眼液UD2%

※薬剤使用時には必ず最新の添付文書をご確認下さい。


採用のない薬だとなかなか調剤する機会も少ないですが改めて確認が必要ですね(^ー^)

ちなみに14日制限の薬を制限を越えて調剤出来るのは「特殊事情のある場合」です。

特殊事情とは海外渡航、年末・年始、連休(国民の祝日)の時であり、必要最小限の範囲で30日投薬を限度となっています。
(ただし、国内旅行、帰郷のためは不可)


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ステロイド外用薬の一覧(強さのランク別)

主なステロイド外用薬強さのランク一覧表です。

★ストロンゲスト★
・デルモベート(プロピオン酸クロベタゾール)
・ジフラール,ダイアコート(酢酸ジフロラゾン)

★ベリーストロング★
・フルメタ(フランカルボン酸モメタゾン)
・アンテベート(酪酸プロピオン酸ベタメタゾン)
・トプシム(フルオシノニド)
・リンデロンDP(ジプロピオン酸ベタメタゾン)
・マイザー(ジフルプレドナート)
・ビスダーム(アムシノニド)
・テクスメテン,ネリゾナ(吉草酸ジフルコルトロン)
・パンデル(酪酸プロピオン酸ヒドロコルチゾン)

★ストロング★
・エクラー(プロピオン酸デプロドン)
・メサデルム(プロピオン酸デキサメタゾン)
・ボアラ,ザルックス(吉草酸デキサメタゾン)
・アドコルチン(ハルシノニド)
・ベトネベート,リンデロンV(吉草酸ベタメタゾン)
・プロパデルム(プロピオン酸ベクロメタゾン)
・フルコート(フルオシノロンアセトニド)

★ミディアム★
・リドメックス(吉草酸酢酸プレドニゾロン)
・レダコート,ケナコルトA(トリアムシノロンアセトニド)
・ロコルテン(ピバル酸フルメタゾン)
・アルメタ(プロピオン酸アルクロメタゾン)
・キンダベート(酪酸クロベタゾン)
・ロコイド(酪酸ヒドロコルチゾン)
・デカダーム(デキサメタゾン)

★ウィーク★
・プレドニゾロン(プレドニゾロン)
・コルテス(酢酸ヒドロコルチゾン)




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川崎病について

今回は川崎病についてです。


★川崎病とは★
・全身の血管に炎症を起こす病気。
・全身臓器の炎症性病変も伴う。
→川崎病の最も恐ろしいといわれているこ とは、心筋と呼ばれる心臓の筋肉や、心臓を包む膜である心膜、心臓の弁、そして冠動脈に炎症が起こること。

・頭のてっぺんから足の爪先まで極めて多彩な合併症をもつ疾患である。

・4才以下の子供に多く、男児にやや多い。

・原因は未だに不明。
→流行がみられることや兄弟での発症 もあることから、免疫反応が関係していると推測される。

・毎年全国で1万人以上の新規発症が報告されている。

★川崎病の症状★
・5日以上続く高熱。

・手足の先が赤くなり、硬く腫れる(紅斑と硬性浮腫)。

・回復期に 指の先から皮がむける(膜様落屑)。

・体に赤い発疹ができる(不定形発疹)。

・目が赤くなる(両側眼球結膜の充血)。

・口唇が赤くなり、イチゴ舌、口腔粘膜が充血する。

・首のリンパ節が腫れるが、化膿はしない。


★治療★
・入院治療が必要。

・合併症の冠動脈瘤を予防するため、ガンマ・グロブリンの大量点滴療法を行う。

・症状によってはステロイドホルモンを用いることもある。

・解熱効果があり、炎症を抑え、血液が固まりにくくするアスピリンなどの抗凝固剤 をのむ。
→通常急性期には中等量( 30~50mg/kg/日 )のアスピリンを使用する。アスピリンは抗血栓療法を期待する場合、解熱後は3~5mg/kg で併用されることが多い。

・冠動脈に障害を残さない場合でも、血小板凝集能は数ヶ月間亢進しており、アスピリンは炎症の程度が陰性化した後2~3ヶ月間は継続されるのが望ましい。

・巨大冠動脈瘤を合併した場合にはアスピリン単独では血栓形成を防止できないことも知られており、チクロピジン、ジピリダモールなど他の抗血小板薬や抗凝固薬( ワルファリン )の併用が望ましいとされている。

・投与期間は冠動脈瘤形成のない例では発症後2~3 ヶ月頃まで使用する。冠動脈瘤形成例では
冠動脈瘤の退縮が確認される時期まで投与が必要である。




うーん、調べてみると意外と知らなかったことがいっぱいありました(^_^;)

薬の知識以外にも疾患に関する知識も増やしていきたいですね。

川崎病に関してはこちらもどうぞ↓
川崎病のアスピリン休薬?



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抗血栓薬の服薬指導1

今回は抗血栓薬の服薬指導についてです。
基本的な内容なんで、もう知ってるという方も多いでしょうが確認のためにまとめてみました。

★出血傾向についての指導★
・鼻血、歯茎から出血、アザ等の出血傾向があったら早めに相談、必要に応じて受診。
→こぶしサイズのアザやアザの数が多い時は早期受診。

・血便、血尿があればすぐに受診。
→痛み等はなくても内臓からの出血のサインなので早期受診が必要。

・鼻血を避けるために、鼻を噛むときは優しくかむ。

・歯茎出血避けるためには柔らかめの歯ブラシに変える。

・転倒、骨折に注意。
→高齢者やふらつきのある方には杖を勧める。

★脳内出血を避けるために★
・血圧を下げる。130/80未満を目標に。

・血糖のコントロール。

・禁煙

・節酒





血圧、血糖、酒、たばこへの注意を繰り返すことが大切ですね。

改めて確認すると当たり前のことではありますが、今までは「怪我に気をつけて下さい」程度で終わらせてしまうことも多かったです(^_^;)

杖を勧めたり、鼻を優しくかむことはあまりしていなかったので今後は具体的にアドバイス出来たらいいなーと思った半人前でした(^ー^)

※ちなみにタイトルは1となっていますが、これだけじゃ内容が足りないだろうと思ったからで、まだ2は未定です(笑)
資料がそろったらまた書きたいと思います。

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モーラステープと光線過敏症

新潟ではやっと桜が開花しました(^-^)
やっと暖かくなってきましたが、暖かくなってくると気になるのが紫外線。

肌ケアも大事ですが、薬局薬剤師としては光線過敏症(光接触性皮膚炎)の注意喚起も大切な時期ですよね♪

久光製薬作成の安全性情報を参考にまとめていきましょう。

★光線過敏症の症状と対応★
強いそう痒を伴う紅斑、発疹、刺激感、腫脹、浮腫、水疱・びらん等の重度の皮膚炎症状や色素沈着、色素脱失が発現し、さらに全身に皮膚炎症状が拡大し重篤化することがあるので、異常が認められた 場合には直ちに使用を中止し、患部を遮光し、適切な処置を行うこと。なお、使用後数日から数カ月を経過してから発現することもある。
(添付文書より)

★モーラステープによる光線過敏症のポイント★

・多い時期は5~7月。続いて8、9月。

・発現部位として多い部位は下記の順。
手首、手部(35.6%)
大腿、下腿、膝(20.4%)
上腕、肘、前腕(19.6%)
足首、足部(16.2%)
頸(肩など含む)(6%)
体幹部(2.2%)

・モーラステープ20mgの光線過敏症の報告数は出荷量が増加しているにも関わらず減少傾向。

・件数は少ないがL40mgによる光線過敏症の報告は増加傾向。
→出荷量の増加や足部、足首、腕などへ使用した症例が増加したことが原因と考えられる。

・モーラスは関節リウマチへの適応あるが、関節リウマチの症状のでる部分(手指関節、手関節、膝関節)と光線過敏症の好発部位が一致するため注意。


★服薬指導時の注意と予防法★
・貼付部を紫外線が通りにくい厚手の長袖、長ズボン、サポーターで覆う。またはサンスクリーン剤でカバーする。


・屋外スポーツや野外作業を避け、紫外線にあたる機会を少なくする。
→海水浴や炎天下での屋外作業、テニス、ゴルフなどのスポーツ後に発現した例が多い。

・剥がしても少なくとも4週間は、引き続き貼付部を紫外線に当てないように注意する。
→83%が1週間以内に99%が4週間以内に起こっている。

・他人に譲らない。

・20mgだけではなく、L40mgの処方でも同様の注意喚起を。




何度説明しても初めて聞いたようなリアクションする方も多く、繰り返し注意喚起が必要ですね(^_^;)
処方量が増えてるのに光線過敏症が減ってるのは薬剤師の服薬指導のおかけです!…と、胸を張って言えるように服薬指導にはげみましょう(^ー^)

モーラステープは製剤変更品になったようで、ケトプロフェンの光による分解がされにくくなったようです。
今後も光線過敏症が減っていけばいいですね♪


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DPP-4阻害剤 トラゼンタについて

先日、トラゼンタ錠の薬局内勉強会があったので忘れないように、まとめておきます。


★トラゼンタの特徴★
・ジャヌビア(グラクティブ)、エクア、ネシーナに続く4番目のDPP-4阻害剤。

・トラゼンタ(リナグリプチン)は初めての胆汁排泄型DPP-4阻害剤。
→主に糞中に未変化体のまま排泄され、尿中排泄は少量(5%)程度。

・12週投与後のHbA1cを0.9%低下。(ベースHbA1c8.1)
→軽症患者(HbA1c7.5)で0.7%
→重症患者(HbA1c8.6)で1.1%

・体重増加なし。

・消化器症状(便秘、腹部膨満、鼓腸など)のSE あり。

・どういうタイプの患者でも用量調節のいらない薬剤である。
→腎機能低下、肝機能低下でもOK

・基本的に単剤投与(切り替えの場合も含む)だが、効果なく、他剤追加になった場合レセプト切られる可能性あり(2012.4現在)

・60代、新規患者に処方希望(メーカー側から)

・2012.10.1から長期投与OK

・用法用量はリナグリプチンとして5mgを1日1回経口投与。




まだ、長期解禁されておらず、適応で他剤の併用が認められていないので、なかなか処方が増えるには時間かかりそうですね(^_^;)


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塩分制限のポイント

高血圧の方に塩分制限をアドバイスすることはあっても具体的にどんなアドバイスをしたらいいのか知っていますか?

★塩分制限のポイント★
・味覚は慣れるので少しずつ段階的に食塩量を減らす。

・醤油やソースはかけずに小皿にとって少しだけつける。

・唐辛子やこしょうなどの香辛料は味覚を敏感にするので有効。

・少量の油を使うことで、口の中に塩味が長くとどまる。

・酢やだしを使う。

・食べる量が多いと塩分も増えるので食べ過ぎない。

・スープ類や汁物は塩分多いので取りすぎない。麺類の汁は残す。

・漬物、佃煮などは控える。

・外食は塩分多いので控える。


★参考:塩分の目安★
しょうゆ、小さじ1→1g
味噌汁、1杯→1~1.5g
塩鮭(甘口)、1きれ→2g
ラーメン、1杯→6g
からし明太子、1腹(60g)→3.5g
梅干し、1個(10g)→1.8g
たくあん、2きれ→1g
※塩分量は目安です。




塩分摂取量は日本人平均で10.7gとも12gとも言われています。
6gというとかなり意識して制限しないと難しそうですね。日本人は外国と比べて塩分摂取量が多いです。


ただ漠然と塩分控えてというのではなく、具体的なアドバイス出来たらいいですね(^ー^)


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調剤時に処方医に関する確認が必要な薬

薬局で調剤する際に処方医が製造販売業者の提供する講習を修了していることや、第三者委員会の作成するリストに掲載されていることを確認しなければならない医薬品があります。



★処方医に関する確認が必要な医薬品★

・ノルスパンテープ(ブプレノルフィン)
→処方医が製造販売業者の提供する講習を修了していることを確認。
確認方法:専門電話窓口又は専用webサイト。

・デュロテップMTパッチ(フェンタニル)
→処方医が製造販売業者の提供する講習を修了していることを確認。
確認方法:処方医が患者に交付した確認書又は専用電話窓口、専用webサイト。

・クロザリル(クロザピン)
→CPMS運用手順(詳細は添付文書参照)にそって検査が適正に行われたことを確認。
確認方法:専用webサイト

・リタリン(メチルフェニデート)
→処方医・処方せん発行医療機関が、第三者委員会の作成するリストに掲載されていることを確認。
確認方法:専用電話窓口

・コンサータ(メチルフェニデート)
→処方医・処方せん発行医療機関が、第三者委員会の作成するリストに掲載されていること。
確認方法:専用電話窓口又は専用webサイト




なかなか確認する機会はないかもしれないですが覚えておきましょう(^-^)


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イトリゾールの併用禁忌

相互作用が多い薬の代表、イトリゾールの併用禁忌を一覧にしてみました。

問題となるのはCYP3A4阻害作用とP糖蛋白質阻害によるものがあります。

みなさんは全部言えますか?

★CYP3A4阻害によるもの★
・オーラップ(ピモジド)、ベプリコール(ベプリジル)、キニジン
 →これらの薬剤の血中濃度上昇により、QT延長が発現する可能性がある。


・ハルシオン(トリアゾラム)
 →トリアゾラムの血中濃度上昇、作用の増強、作用時間の延長があらわれることがある。


・リポバス(シンバスタチン)
 →シンバスタチンの血中濃度上昇により、横紋筋融解症があらわれやすくなる。


・カルブロック(アゼルニジピン)、レザルタス(アゼルニジピン)、バイミカード(ニソルジピン)
 →血中濃度を上昇させることがある。


・クリアミン(エルゴタミン)、ジヒデルゴット(ジヒドロエルゴタミン)
 →これらの薬剤の血中濃度上昇により、血管攣縮等の副作用が発現するおそれがある。


・レビトラ(バルデナフィル)
 →バルデナフィルのAUCが増加しCmaxが上昇するとの報告がある。


・セララ(エプレレノン)
→エプレレノンの血中濃度を上昇させるおそれがある。


・ロナセン(ブロナンセリン)
 →ブロナンセリンの血中濃度が上昇し、作用が増強するおそれがある。


・レバチオ(シルデナフィル)
 →シルデナフィルの血中濃度を上昇させるおそれがある(シルデナフィルとリトナビルとの併用により、シルデナフィルのCmax及びAUCがそれぞれ3.9倍及び10.5倍に増加したとの報告がある)。


・アドシルカ(タダラフィル)
 →タダラフィルの血中濃度を上昇させるおそれがある(タダラフィルとケトコナゾールの併用により、タダラフィルのAUC及びCmaxがそれぞれ312%及び22%増加したとの報告がある)。






★P糖蛋白質阻害によるもの★
・ラジレス(アリスキレン)
 →イトラコナゾールカプセルの併用投与(空腹時)により、アリスキレンのCmax及びAUCがそれぞれ約5.8倍及び約6.5倍に上昇したとの報告がある。


・プラザキサ(ダビガトラン)
 →ダビガトランの血中濃度が上昇し、出血の危険性が増大することがある。




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メトグルコの休薬理由?

メトグルコには休薬が必要とさせれる場合があります。

どんなときにどれだけの期間休薬が必要なのかあらためて確認しましょう。

★メトグルコの休薬について★
・ヨード造影剤を用いて検査を行う時。
→乳酸アシドーシスを起こすことがあるので、検査前はメトホルミン製剤の投与を一時的に中止すること 。(ただし、緊急に検査を行う必要がある 場合を除く)

・ヨード造影剤は全て腎から排泄されるため、腎臓(特に尿細管)に負担をかけ、時には腎臓の機能を低下させる場合があるため。

・造影剤使用時の前後48時間ずつBG薬を休薬する(糖尿病標準診療マニュアル2011)

・ヨード造影剤は基本的に 、尿路造影検査 、CT検査 、血管造影検査 などの検査の際に使用。
→単純CT検査は造影剤使用しないが、造影CT検査では造影剤使用。

・その他にもゲンタマイシンなどの腎毒性の強い抗菌薬も併用注意であり、メトホルミンの投与を一時的に減量、中止する必要がある。




処方せんに検査前休薬の指示が書いてあれば分かりやすいですが、メトグルコの日数のみが短くなっていただけではなかなか気付きづらいですよね(^_^;)

薬局でBG薬を服用している患者さんが造影検査を受けると分かった時には、先生からの休薬指示を理解しているか確認したいですね。

余談ですが、メトホルミンは大量飲酒者に禁忌(乳酸アシドーシス起こりやすいため)です。患者さんの中にはあまり飲酒量を意識していない方もいるので注意しましょう(^-^)


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テルネリンとデプロメール(ルボックス)の相互作用

抗うつ剤のマレイン酸フルボキサミン(商品名:ルボックス,デプロメール)と
筋緊張緩和剤のチザニジン塩酸塩(商品名:テルネリン)は併用禁忌です。


この2つを併用してしまったことにより、ろれつが回らなくなったり、ふらつきが起こってしまった患者さんにお会いしたことがあります。

併用禁忌を忘れないよに相互作用について確認していきましょう。


・マレイン酸フルボキサミンは,薬物代謝酵素の代表格の1つであるCYP1A2を強力に阻害するため,チザニジン塩酸塩が体内で代謝されにくくなる。

・ある論文によると併用によりチザニジン塩酸塩の最高血中濃度(Cmax)が12倍に。時間曲線下面積(AUC)が33倍になると報告あり。半減期が1.5時間から4.3時間へと平均3倍有意に延長した。

・さらに、チザニジンの臨床薬理学的評価として、収縮期血圧(最高血圧)が平均ー35mmHg、拡張期血圧が(最低血圧)平均ー20mmHgと有意な低下を認め、心拍数も平均ー4beats/minと有意に減少した,という報告があります。

・上記の理由により著しい血圧低下、傾眠、めまい及び精神運動能力の低下等があらわれる



Cmaxが12倍!!かなり危険ですね。

フルボキサミン服用中の方には整形外科を受診していないかや、肩こりの薬もらっていないか確認を。チザニジン服用中の方にはストレス科の受診がないか確認が必要でしょう。

ちなみにフルボキサミンとラメルテオン(ロゼレム)も同様にCYP1A2阻害によるラメルテオンの増強があるため併用禁忌です。
注意が必要ですね(^ー^)




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プラザキサの特徴

ついに、2012年4月からプラザキサが長期投与解禁になりましたね。

今後ますます使用されると思われるプラザキサを改めて確認しましょう!

★プラザキサの特徴★
・直接トロンビン阻害薬(抗凝固薬)

・非弁膜症性心房細動患者における虚血性脳卒中および全身性塞栓症の発症予防

・重篤な出血性症状に注意
→消化管出血、脳出血に注意。高血圧患者の血圧管理は厳格に。

・腎機能に注意
→透析患者、高度腎障害(クレアチニンクリアランス30ml/min未満)で禁忌。

・高齢者に注意
→70歳以上は出血リスク因子(65歳以上は注意)

・胃腸障害に注意

・ワーファリンからの切り替えはINR 2.0未満を確認。

・Tmaxは0.5~2hr。t1/2は12時間

・ワーファリンと違い食事での相互作用なし。

・PT-INRの検査不要

・相互作用に注意
→詳細は下記参照

★相互作用★
・CYP はほとんど影響せず腎排泄

・P 糖蛋白阻害作用のある薬剤併用で血中濃度上昇。
→ワソラン、イトラコナゾール等

・イトラコナゾールと禁忌

・ワソランと併用は注意
→併用によりダビガトランの血中濃度が上昇する ことがあるため、本剤1回110mg1日2回投 与を考慮すること。また、本剤服用中に 新たにベラパミル塩酸塩(経口剤)の併用を開始する患者では、併用開始から3日 間はベラパミル塩酸塩服用の2時間以上前 に本剤を服用させること。

・P 糖蛋白誘導作用のある薬で効果減弱。

・セントジョーンズワートを含むサプリメントの使用は念のため避ける。

・出血を引き起こす可能性のある薬剤との併用注意。

★調剤と服薬指導★
・70歳以上では110mg×2回/日であるか確認。

・可能な限り腎機能の聞き取り

・胃腸障害と出血の既往症
→消化管出血の既往では消化管出血に注意。吐血や6カ月以内に脳内出血などを引き起こした患者では禁忌。

・コンプライアンスと服薬忘れ時の対応
→半減期短いため、コンプライアンスが重要。忘れた時は気付いた時点で服用。服用間隔を6時間以上空ける。

・出血の副作用について説明。
→特に消化管出血に注意。便の色や、吐物にコーヒーの残渣のようなものが混ざっていないか確認。
→血尿、鼻血、歯茎出血、あざ、貧血等に注意。

・プラザキサには酒石酸が含まれ、酒石酸による胃腸障害が問題となることがあり、多めの水で服用。




長期投与が解禁になったことにより、副作用の防止や早期発見が大切です。

患者からの情報収集や患者教育が大事ですね♪

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脳卒中と血圧の関係

降圧薬を飲んでいる方には、いまいち何のために飲んでいるかわかっていないような方も多いように感じます。

脳卒中と血圧にはどのような関係があるか確認してみましょう(^ー^)

★脳卒中の危険因子★
・高血圧
・糖尿病
・脂質異常症
・喫煙
・飲酒
・肥満
・心原性脳塞栓症の原因となる心房細動
など

★高血圧と脳卒中の関係★
・脳卒中のうち70%が脳梗塞。

・脳梗塞患者の高血圧の割合は70~80%。(日本人一般の高血圧の割合は約30%)

・血圧が高いほど脳卒中の発症率が高まる。
→収縮期血圧が10mmHg 高くなると、脳卒中(脳梗塞含む)の発症率は男性で約20%、女性で15%上昇する。

・血圧の日内変動大きいほど脳卒中の危険が高まる。

・脳出血は真冬の朝などの寒冷期に多い。

・夏場にも発症のピークがある。
→脱水症状によって血液がつまりやすくなる

★脳卒中の発症率(対1000人・年)★
・血圧:<120かつ<80→7.3
・血圧:120~129または80~84→8.9
・血圧:130~139または85~89→12.5
・血圧:140~159または90~99→23.8
・血圧:160~179または100~109→23.8
・血圧:180≦または110≦→61.7

※久山町研究より


180以上とそれ以下では3倍近くリスクが違うんですね。(正常血圧と比べ約9倍!!)
さらに、140とそれ以下では2倍近くもリスク違うんですね!!(正常血圧と約3倍!)

140で満足している方にはもう一息、後押ししてあげたいですね(^-^)



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1日1回使用の鼻噴霧ステロイドの特徴

花粉症治療の軽症から最重症まで幅広く使われる鼻噴霧ステロイド(以下INS)に関して1日1回使用型のものの特徴をまとめました。

★INSの有用性★
・アレルギー性鼻炎は炎症性疾患であり、抗炎症作用の強いINSがキードラッグとなる。

・効果の発現がやや早い。
→初期から効果はでるが十分な効果を発揮するまでは2~3日かかる

・鼻の通りをよくした状態で使用が大切
→鼻をかんだ後や、点鼻用血管収縮薬使用の後、入浴後も有効。

・くしゃみ、鼻汁、鼻閉の3症状に等しく効果がある。

・投与部位のみ作用をしめす。

・眠気やインペアードパフォーマンスなどの全身的な副作用が少ない。

・飛散ピーク時に使用しても即効性がない。

・日本での使用率は欧米より格段と低い。
→人前で使用の羞恥心、ステロイドに対する不安、特有のにおいや液だれが気になるなどの理由によると思われる。

・1日1回ですむ点鼻薬によりアドヒアランスが向上した。

・1日1回投与のINSは現在3種類。(ナゾネックス、アラミスト、エリザス)


★ナゾネックスの特徴★
・1日1回、各鼻腔に2噴霧

・オーソドックスな容器で高齢者や女性にも使いやすい。

・グルココルチコイド受容体への結合親和性が高い。

・バイオアベイラビラティー0.2%未満。

・112噴霧用製剤もあり長期コントロールにも重宝。

★アラミストの特徴★
・1日1回、各鼻腔に2噴霧。

・横押し容器。

・粘液性のある液剤が鼻腔全体にいきわたり、液だれしにくい。

・グルココルチコイド受容体への親和性はデキサメタゾンの約30倍ともっとも高い。

・鼻症状のみならず鼻・眼反射を介した眼症状の改善も期待されている。
→グルココルチコイド受容体への親和性がもっとも高いため

・バイオアベイラビラティーは0.5%


★エリザスの特徴★
・1日1回、両鼻腔に同時噴霧。

・1日1回投与のINSでは本邦初の粉末製剤

・カプセルを専用噴霧器(ツインライザー)で、両鼻同時に噴霧できる。

・粉末製材のため、鼻粘膜過敏性が亢進した状態で使用しても刺激により症状の増悪の危惧がない。




調べてみたところ上記の特徴があるようですが上記の3剤は臨床効果に大きな差はないと考えられているようです。
むしろ重要なことは患者さんがINSの投与意義を理解したうえで適正に使用できるようにすることのようです。

3割程度の患者さんが適切に使用していないという調査結果もあるようです。
最初の1回だけでなく定期的に使用方法の確認をすることが大切ですね(^ー^)


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花粉症の治療と服薬指導

以前、抗ヒスタミン薬の使い分けをまとめましたが、今回は花粉症のガイドラインを参考に、特徴、治療、服薬指導に関してまとめていきましょう。

★特徴★
・鼻症状(くしゃみ、水様性鼻汁、鼻閉など)と眼症状(瘙痒感、流涙など)が主だが、咽喉頭症状や皮膚症状などもみられる。

・花粉症は国民の4人に1人以上に及ぶと推定される。

・花粉症患者の7割前後を重症・最重症が占める。

・約60種の花粉症が報告されている。代表的な原因花粉は、春の本木花粉(スギ、ヒノキ、カバノキ)、初夏のイネ科花粉、秋のキク科花粉である。

・日本ではスギ花粉によるものが約6割

・花粉の飛散数が1/10になったとしても1/2程度にしか軽減されない

・花粉症患者の65%が治療に何らかの不満があった。
→個々の患者さんの病型。重症度に応じた薬剤選択がされていないこと。特に花噴霧ステロイド薬の処方辺土が低いことが考えられる。

・花粉症は初期治療が有効。



★治療★
・治療法には、花粉抗原の除去・回避(セルフケア)、薬物療法、免疫療法、手術療法がある。

・花粉症は自然治癒が非常に少ない。薬物療法が無効、あるいは薬物に頼らない長期寛解を望むなら特異的免疫療法を考慮する。即効性はない。


・初期治療:遊離抑制薬、第2世代ヒスタミン受容体拮抗薬、Th2サイトカイン阻害薬、プロスタグランジンD2・トロンボキサンA2受容体拮抗薬、ロイコトリエン受容体拮抗薬より選択する。
→花粉症の初観測日から飛散開始日までの間、あるいは症状が出る前か、あってもごく軽度な時期から治療を開始する方法が一般的。
→昨シーズンまでの病型・重症度を考慮し、花症状の中でも鼻閉が特につらかったということであれば、シングレア等の抗LTs薬や鼻噴霧ステロイドを初期療法に用いることも考慮。


・軽症例
第2世代ヒスタミン受容体拮抗薬と点眼薬で治療を開始し、必要に応じて鼻噴霧用ステロイド薬を追加する。


・中等症(くしゃみ・鼻漏型)
第2世代ヒスタミン受容体拮抗薬と鼻噴霧用ステロイド薬を併用する。点眼用ヒスタミン受容体拮抗薬も用いる。


・中等症鼻閉型(鼻閉型)
ロイコトリエン受容体拮抗薬と鼻噴霧用ステロイド薬を併用する。くしゃみ・鼻漏を訴える例では第2世代ヒスタミン受容体拮抗薬も処方する。点眼用ヒスタミン受容体拮抗薬も用いる。


・重症例(くしゃみ・鼻漏型)
鼻噴霧用ステロイド薬と第2世代ヒスタミン受容体拮抗薬を併用する。点眼用ヒスタミン受容体拮抗薬も用いる。


・重症例(鼻閉型)
鼻噴霧用ステロイド薬とロイコトリエン受容体拮抗薬と第2世代ヒスタミン受容体拮抗薬を併用する。必要に応じて点鼻用血管収縮薬を治療開始時の数日に限って使用する。点眼用ヒスタミン受容体拮抗薬も用いる。


・最重症例
多くの場合、充全型となり、鼻噴霧用ステロイド薬とロイコトリエン受容体拮抗薬と第2世代ヒスタミン受容体拮抗薬の併用に加え、点鼻用血管収縮薬を治療開始時の数日に限って使用する。鼻閉が特に強い場合、ステロイド薬禁忌疾患の合併のないことを確認して、経口ステロイド薬を4~7日間に限って用いざるを得ない症例もある。点眼用ステロイド薬を用いることもある。


★生活指導・服薬指導★
・セルフケアとして、花粉情報の利用、マスクやメガネなどで花粉を体内に入れない工夫が重要である。

・帰宅したら髪の毛や衣服についた花粉を払い落としてから部屋に入る。
→室内の花粉の80%以上は衣類から持ち込まれたものといわれている。
→花粉が付着しにくいナイロン・ポリエステル製の衣類や、目の粗くない生地のコートも有効

・毎年症状が出る方には初期治療に関して説明し早めの受診を呼びかける。

・鼻噴霧用ステロイド薬は症状の悪化時に頓用するのではなく、コントローラーとして継続的に使用するよう指導。

・鼻噴霧用ステロイド薬は投与開始から2~3日かかることを伝え、初期から継続使用する。
→花粉飛散がピークを迎え、鼻閉が強くなった段階では奏功しづらい。

・点鼻用血管収縮薬は連用させない。
→連用により反応性の低下や局所粘膜の二次充血を起こすことがあるので

・抗ヒスタミン薬による眠気、インペアードパフォーマンスの低下に関して指導。





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膀胱炎の方への生活指導

排尿時の痛みや頻尿、尿のにごりが三大症状である膀胱炎。

なるとかなりつらいそうですね(^_^;)
再発を繰り返す方も多いので生活指導も大切です。


今回は膀胱炎の方への生活指導について確認しましょう。

★生活指導★
・尿は我慢しないで出す。

・ストレスや疲れをためない。休養、睡眠をしっかりとる。

・体、特に下腹部を冷やさないように。

・外陰部は清潔に保つ。特に生理の時は不潔にならないように。
→生理用ナプキンはこまめに換える。

・用便紙は前から後ろへ使う。

・セックスは治るまで避ける。
→性交渉は細菌感染のきっかけになりやすいため、その前後にカップルの双方がシャワーなどで清潔にする。また、性交渉後は早めに排尿するよう心がける。

・便秘をしないように。
→便秘をすると便の中の大腸菌が増えるため、便秘しないよう食事と運動に気をつける。

・わさび、からし、こしょうのような刺激物を避ける。

・お酒も控える。

・水分はできるだけ沢山とる
→ただし腎障害や心臓疾患、OABなどの泌尿器科疾患のある方には過度の水分摂取進めないように注意。

・薬はよくなっても飲みきる。




膀胱炎の患者さんには女性が多く、投薬窓口で指導を受けるのに羞恥心がある方も多いと思います。

メーカー作成の指導用パンフレットもあるので、そういったものを上手に利用することで患者さんのプライバシーに配慮した説明をする必要がありますね(^-^)


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抗ヒスタミン薬の使い分け②

第二回めの抗ヒスタミンの使い分けについてです。

もう少し詳しく違いを見ていきましょう。


★適応症の違い★
・喘息
→アゼプチン錠、セルテクトドライシロップ、ザジテンドライシロップ、アレジオン錠、ゼスラン錠

・尋常性乾癬
→アレジオン錠、アレロック錠

・多形滲出性紅斑
→アレロック錠


★妊婦への使用★
・禁忌
→レスタミン、ピレチア・ヒベルナ、セルテクト、クラリチン、ニポラジン、(リザベン)

・妊婦に使用可能な抗ヒスタミン薬
→ポララミン、タベジール、ザジテン、ダレン、エバステル、タリオン

※現在市販されているH1拮抗薬に催奇形性は知られていない。しかし、胎児に対する安全性も確立されていないので、できるだけ投与しないことが望ましいとされている。ただし、ポララミンは妊婦に対する使用経験が多く、どうしても必要な場合には使用しうる薬剤です。


★作用発現の速さの違い★
・第一世代は即効性あり。


・第二世代は時間がかかるが以下のものはTmaxが短く、即効性が期待できる
→ジルテック(Tmax;1.4h)、アレロック(Tmax;1.0h)、クラリチン(Tmax;1.6h)、タリオン(Tmax;1.2h)
※初回投与時は速やかな効果発現が待できますが、継続使用すべき薬剤であることを考えると、臨床上この違いはあまり問題にならならない。


★肝機能障害者には★
・アレグラ、タリオンが肝臓での代謝受けにくい

★腎機能障害者には★
・用量・投与間隔の調節が不要のもの:ポララミン、セルテクト、アレジオン、クラリチン
※文献により解釈が異なるため注意


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抗ヒスタミン薬の使い分け①

毎年春は花粉症の時期ですね。

今年もバンバン抗ヒスタミン薬が処方されています。
今回は改めて使い分けの基本を確認しましょう。

まずはおもな抗ヒスタミン薬の世代別の一覧と世代ごとの特徴です。

★第一世代★
・ポララミン(クロルフェニラミン)、アタラックス(ヒドロキシジン)、タベジール(クレマスチン)、ぺリアクチン(シプロヘプタジン)、レスタミン(ジフェンヒドラミン)

・気管支喘息には慎重に。
→抗コリン作用強いため、粘膜分泌を抑制し去痰を抑えるため。

・水様性鼻漏やくしゃみ、かゆみには即効性があり有用性は高いが、鼻閉には不十分。

・アタラックス以外は緑内障や前立腺肥大などの下部尿路閉塞疾患に禁忌。

・ポララミンは第一世代の中では比較的に中枢神経抑制作用すくなく日中の投与に適切。

・すべてで運転禁忌。

★第二世代★
・ザジテン(ケトチフェン)、アゼプチン(アゼラスチン)、セルテクト(オキサトミド)、ダレン・レミカット(エメダスチン)、ゼスラン(メキタジン)、アレジオン(エピナスチン)、エバステル(エバスチン)、ジルテック(セチリジン)、ザイザル(レボセチリジン)、アレグラ(フェキソフェナジン)、アレロック(オロパタジン)、タリオン(ベポタスチン)、クラリチン(ロラタジン)


・第一世代よりも眠気少なく、鼻閉にもやや有効。

・抗アレルギー作用もある。

・持続時間が長い、効果発現が遅い。

・メキタジンのみ緑内障と前立腺などの下部尿路閉塞疾患に禁忌。それ以外はOK。

・ザジテンでは痙攣に注意。

・運転禁忌と注意、警告なしがある(→詳しくは下記で)


★眠気による使い分け(添付文書の記載)★
・運転禁止
→第一世代すべて。ザジテン(ケトチフェン)、アゼプチン(アゼラスチン)、セルテクト(オキサトミド)、ダレン・レミカット(エメダスチン)、ゼスラン(メキタジン)、ジルテック(セチリジン)、ザイザル(レボセチリジン)、アレロック(オロパタジン)


・運転注意
→エバステル(エバスチン)、アレジオン(エピナスチン)、タリオン(ベポタスチン)

・運転への記載なし
→アレグラ(フェキソフェナジン)、クラリチン(ロラタジン)



今回はひとまずここまでです。次回は妊婦や適応等から違いを見ていく予定です(^-^)


参考:ポケット医薬品集2009、レジデントノート日常診療での薬の選び方、使い方


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ハルシオンの名前の由来

今回のトリビアは名前の由来です(^^)

ハルシオンの名前の由来

海の風と波を鎮め,穏やかにする不思議な力を持つ、古代ギリシャ伝説の鳥、ハルシオン(Haicyon)にちなんで、ハルシオンと命名されたそうです。


なんだか壮大な感じですね♪




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川崎病のアスピリン休薬?

雑誌のコラムに川崎病の患者さんがインフルエンザに罹患したときの対応が載っていたのでまとめてみました。

★川崎病でアスピリン服用中でもインフルエンザや水痘では休薬が基本★
・インフルエンザや水痘に罹患した患者はアスピリン服用によって原因不明の急性脳症やライ症候群を発症する恐れがあるため。

・家族がインフルエンザに罹患したときも伝染する可能性が高いので、念のため休薬させることも。

・アスピリンの抗血小板効果は休薬しても5~7日は持続するため数日間の休薬は問題なし。

・ただしリスクが高い場合では他の抗血小板薬に切り替える場合もある。

・川崎病とインフルエンザを診ている医師が違う場合は注意が必要。




基本的にはインフルエンザ、水痘の時はアスピリンはだめなんですね。
実際にそういった患者さんに出会ったら、休薬に関して医師からの指示を確認する必要があります。
気をつけないといけませんね(^ー^)



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とびひの生活指導

先日僕の姪っこがとびひになってしまいました( ノД`)
とびひになってしまったお子さんに予防法や感染拡大させないための生活指導を勉強しましょう。

★とびひとは★
・伝染性膿痂疹という子供に多い皮膚の病気。

・手足や顔に水ぶくれができる。

・とびひになったところを触った手で他の場所をかいたり、水ぶくれの中の液が他の子に付いたりすると全身に広がったり他の子にうつしてしまうので注意。

★とびひになった方への生活指導★
・掻き崩さない。

・絆創膏は×

・皮膚を清潔に保つことがケアの基本

・1日1回は石鹸を使ってシャワーを浴びる。

・タオルは共用しない。

・鼻の中はいじらない。

★とびひ予防のために★
・虫さされやキズは適切にケアして早めに治す。

・ツメはいつも切っておく。

・外出後は必ず手洗い

・鼻の中をいじる癖を直す。

★治療と経過★
・抗生剤の外用薬(ゲンタマイシンやアクアチム)や内服薬、かゆみ止めの内服薬を用いる。

・通常治療開始から3日程度で患部が乾いてくる。




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睡眠障害の方への生活指導

窓口で睡眠障害の悩みを聞くことは多いですよね。

今回は睡眠障害についてと生活指導についてまとめてみました。

(厚生労働省 精神・神経疾患研究委託費 睡眠障害 の診断・治療ガイドラインを参考にしています。)

★睡眠障害について★
・日本人の成人5人に1人が睡眠に何らか の問題を抱えている。

・睡眠不足が昼間の眠気や倦怠感,精神的な症状を呈するだけではなく,血圧上昇や耐糖能異常の原因にもなる。

・高血圧や糖尿病など生活習慣病の誘因や増悪にも関与する。



★睡眠障害対処12の指針★
①睡眠時間は人それぞれ、日中の眠気で困らなければ十分
→睡眠の長い人、短い人、季節でも変化、8時間に拘らない、年を取ると必要な睡眠時間は短くなる

②刺激物を避け、眠る前には自分なりのリラックス法
→就床前4時間のカフェイン摂取、終床前1時間の喫煙は避ける、軽い読書、音楽、ぬるめの入浴、香 り、筋弛緩トレーニング

③眠たくなってから床に就く、就床時刻にこだわりすぎない
→眠ろうとする意気込みが頭を冴えさせ、寝つきを悪くする

④同じ時刻に毎日起床
→早寝早起きでなく、早起きが早寝に通じる、日曜に遅くまで床で過ごすと月曜の朝がつらくなる

⑤光の利用でよい睡眠
→目が覚めたら日光を取り入れ、体内時計をスイッチオン、夜は明るすぎない照明を

⑥規則正しい3度の食事、規則的な運動習慣
→朝食は心と体の目覚めに重要、夜食はごく軽く、運動習慣は熟睡を促進

⑦昼寝をするなら、15時前の20~30分
→長い昼寝はかえってぼんやりのもと、夕方以降の昼寝は夜の睡眠に悪影響

⑧眠りが浅いときは、むしろ積極的に遅寝・早起きに
→寝床で長く過ごしすぎると熟睡感が減る

⑨熟睡中の激しいいびき・呼吸停止や足のぴくつき・むずむず感は要注意
→背景に睡眠の病気、専門治療が必要

⑩十分眠っても日中の眠気が強いときは専門医に
→長時間眠っても日中の眠気で仕事・学業に支障がある場合は専門医に相談、車の運転に注意

⑪睡眠薬代わりの寝酒は不眠のもと
→睡眠薬代わりの寝酒は深い睡眠を減らし、夜中に目覚める原因となる


⑫睡眠薬は医師の指示で正しく使えば安心
→一定時刻に服用し就床、アルコールとの併用をしない




「薬飲んでも効いていないみたい」などと悩みを打ち明けられた時に「薬飲んで様子みて下さい」という以外に適切なアドバイスができるようにしたいですね(^-^)


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ACE 阻害薬と空咳

今回はACE阻害薬による空咳の特徴を確認しましょう!


★特徴★
・飲み始め初期から数カ月以内に発症する

・2~3カ月で消失する(我慢できれば、咳を理 由とした処方変更の必要はない)

・女性に多い。

・乾性で持続的な咳が夕方から夜間に起きることが多い。

・ACE 阻害薬服薬中の患者からの咳の訴えには安易に『大丈夫です。 心配要りません』などと言ってはいけない」
→患者の訴える空咳が、何らかの別の疾患が原因で起きている可能性も十分あるため。医師がその症状を把握していない 場合は、患者から体調変化の訴えがあったら、 医師による診断を仰ぐことが基本となる。

・朝服用よりも夕方や就寝前に服用の方が空咳起こりづらい。
→夕方の方が空咳の原因とな るブラジキニンの血中濃度の上昇が低いことが 確認されている。


・空咳は副作用としては軽微なものが多く、服用を止めれば通常1週間以内に治まる。





ただ、決まり文句のようにSEの確認するのではなく、どの時期にどんな症状出やすいかを意識することが大切ですね!

なお、ACE阻害薬は適応外ではあるが誤燕性肺炎の予防に効果がある。

老人の死亡原因1位は肺炎なので、老人へのACE 阻害薬の投与は効果的である。


ご飯食べる時にむせるなどの訴えはむしろ誤燕性肺炎の予防のためには好ましいのかも知れないですね(^ー^)

いつかACE 阻害薬のそれぞれの特徴もまとめていきたいと思います。

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ネキシウムカプセル

ネキシウムカプセルについてまとめていきましょう。

★特徴★
・ラセミ体であるオメプラゾールからS 体のみを分離したPPI 。

・S 体はR 体と比べ、CYP2C19への親和性低く代謝を受けにくい。

・オメプラゾールや他のPPIと比較して遺伝子多型による影響を受けにくい。

・ネキシウムは上記の特徴より安定した薬物動態を示す。

・CYP2C19の遺伝子多型では代謝の高いEM(extensive metabolizer)と遅いPM (poor metabolizer)、中間のIM (intermediate metabolizer)がある。

・日本人ではEMが34.9%を占めている。

・ネキシウムカプセルはNSAIDs投与時の胃潰瘍、十二指腸潰瘍の再発抑制の適応あり。(タケプロン15mgでも適応あり。)

・ネキシウムカプセルは食事の影響受けにくく、食前、食後を問わず服用できる。

・のみ忘れた時は次の服用まで8時間あける。

・レイアタッツ(アタザナビル)と併用禁忌
→胃酸分泌抑制でレイアタッツの血中濃度低下

・粉砕不可(腸溶性顆粒を充填したカプセルのため)






個人差がなくCYPの相互作用を気にしなくていいんですね。

調べているとPPI 服用中の逆流性食道炎患者では67%以上の方で週1回以上胸焼けが起こっているそうで、そのような患者にPPIを変更してみてもいいかもしれませんね(^ー^)

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セレコックスの効能追加

セレコックスの適応が拡大になりましたね。

新たな適応(急性疼痛)での使い方は特徴的ですので確認していきましょう。

★適応と用法★
・関節リウマチ
→1回100~200mgを1日2回、朝・夕食後に経口投与


・変形性関節症、腰痛症、肩関節周囲炎、頸肩腕症候群、腱・腱鞘炎
→1回100mg を1日2回、朝・夕食後に経口投与


・手術後、外傷後並びに抜歯後の消炎・鎮痛。(新)
→通常、成人にはセレコキシブとして初回のみ 400mg、2回目以降は1回200mgとして1日2回経口投与する。なお、投与間隔は6時間以上あけること。 頓用の場合は、初回のみ400mg、必要に応じて以降は200mgを6時間以上あけて経口投与す る。ただし、1日2回までとする。

★急性疼痛への使用の特徴★
・副作用発現率は慢性疼痛における副作用発現率を上回ることはなかった。

・抜歯後疼痛に対する効果発現時間は28分。(セレコックス400mg)


急性疼痛にセレコックスを使う時は初回投与量が違うので患者さんに服用方法をしっかり伝えないといけませんね(^ー^)


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過活動膀胱(OAB )、夜間頻尿ガイドライン

今回は過活動膀胱の症状と治療薬、夜間頻尿ガイドラインに関して調べてみました。


★過活動膀胱(OAB )とは★
・尿意切迫感を必須とした症状症候群。

・通常は頻尿と夜間頻尿を伴う。

・切迫性尿失禁は必須ではない。
→切迫性尿失禁のないOABをOABdry。切迫性尿失禁のあるOAB をOAB wetという。

・便宜的に頻尿を1日8回以上と定めることもある。

・夜間頻尿とは夜間に排尿のために1回以上起きなければならないという愁訴。

★OABによる夜間頻尿治療薬のグレード★
夜間頻尿診療ガイドラインより抜粋
OAB に伴う夜間頻尿の薬物療法

・推奨グレードA(論文のランクⅠ)
バップフォー(プロピベリン)
デトルシトール(トルテロジン)
ベシケア(ソリフェナシン)


・推奨グレードC (論文のランクⅡ)
ポラキス(オキシブチニン)


・推奨グレードE (論文のランクⅤ)
ステーブラ・ウリトス(イミダフェナシン)


抗コリン薬のグレードは上記のとおり。
ほかにもブラダロン(フラボキサート)も用いられる。(推奨グレードD:論文のランクⅢ)


夜間頻尿の原因はほかにも前立腺肥大や夜間高血圧、心不全、糖尿病、尿崩症、睡眠障害など様々あります。

薬の使い分けや、前立腺肥大に伴う夜間頻尿についてはまたの機会に(^.^)



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ジギタリス中毒って?

ハイリスク薬のジギタリス製剤、一番をつけなくては行けないのがジギタリス中毒ですよね。

実際僕は出くわしたことはないのですが、先輩は窓口での聞き取りで1度判明したことがあるそうです。

早期発見のためには初期症状を理解して患者さんに伝えておくとともに窓口でもアンテナを張っておきましょう。


★症状★
・消化器症状(食欲不振、悪心・嘔吐、下痢)

・視覚異常(光がないのにちらちら見える、黄視、緑視、複視)

・精神神経系(めまい、頭痛、失見当識、錯乱、譫妄)

・不整脈(高度の徐脈、二段脈、多源性心室性期外収縮、発作性心房性頻拍)

★ジギタリス中毒が起こりやすくなる条件★
・腎機能低下(ジゴキシンは腎排泄のため)

・甲状腺機能低下(甲状腺機能低下でジゴキシンの排泄が抑制されるため)

・利尿剤の併用(血中K濃度低下でジゴキシン増強のため)

・P糖蛋白質阻害薬(リピトール、マクロライド系、ワソラン等)併用時(ジゴキシンの排泄にはP糖蛋白質が関与しているため)

・大量飲酒者、頻繁に下痢を起こす人






食欲不振、悪心・嘔吐、下痢などは比較的早期から出やすいことが知られており
、視覚異常の副作用(光がないのにちらちら見える、黄視、緑視、複視など)も比較的早期から出現するようです。

この光のちらつきはジギタリス中毒の特徴なので下痢や吐き気がある方には視覚異常も出ていないか確認してみましょう(^^)


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