今回は過活動膀胱の症状と治療薬、夜間頻尿ガイドラインに関して調べてみました。
★過活動膀胱(OAB )とは★
・尿意切迫感を必須とした症状症候群。
・通常は頻尿と夜間頻尿を伴う。
・切迫性尿失禁は必須ではない。
→切迫性尿失禁のないOABをOABdry。切迫性尿失禁のあるOAB をOAB wetという。
・便宜的に頻尿を1日8回以上と定めることもある。
・夜間頻尿とは夜間に排尿のために1回以上起きなければならないという愁訴。
★OABによる夜間頻尿治療薬のグレード★
夜間頻尿診療ガイドラインより抜粋
OAB に伴う夜間頻尿の薬物療法
・推奨グレードA(論文のランクⅠ)
バップフォー(プロピベリン)
デトルシトール(トルテロジン)
ベシケア(ソリフェナシン)
・推奨グレードC (論文のランクⅡ)
ポラキス(オキシブチニン)
・推奨グレードE (論文のランクⅤ)
ステーブラ・ウリトス(イミダフェナシン)
抗コリン薬のグレードは上記のとおり。
ほかにもブラダロン(フラボキサート)も用いられる。(推奨グレードD:論文のランクⅢ)
夜間頻尿の原因はほかにも前立腺肥大や夜間高血圧、心不全、糖尿病、尿崩症、睡眠障害など様々あります。
薬の使い分けや、前立腺肥大に伴う夜間頻尿についてはまたの機会に(^.^)
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