FC2ブログ

薬剤師のお勉強ノート

半人前薬剤師が日々の勉強内容を振り返るための備忘録です。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

PageTop

抗ヒスタミン薬の使い分け①

毎年春は花粉症の時期ですね。

今年もバンバン抗ヒスタミン薬が処方されています。
今回は改めて使い分けの基本を確認しましょう。

まずはおもな抗ヒスタミン薬の世代別の一覧と世代ごとの特徴です。

★第一世代★
・ポララミン(クロルフェニラミン)、アタラックス(ヒドロキシジン)、タベジール(クレマスチン)、ぺリアクチン(シプロヘプタジン)、レスタミン(ジフェンヒドラミン)

・気管支喘息には慎重に。
→抗コリン作用強いため、粘膜分泌を抑制し去痰を抑えるため。

・水様性鼻漏やくしゃみ、かゆみには即効性があり有用性は高いが、鼻閉には不十分。

・アタラックス以外は緑内障や前立腺肥大などの下部尿路閉塞疾患に禁忌。

・ポララミンは第一世代の中では比較的に中枢神経抑制作用すくなく日中の投与に適切。

・すべてで運転禁忌。

★第二世代★
・ザジテン(ケトチフェン)、アゼプチン(アゼラスチン)、セルテクト(オキサトミド)、ダレン・レミカット(エメダスチン)、ゼスラン(メキタジン)、アレジオン(エピナスチン)、エバステル(エバスチン)、ジルテック(セチリジン)、ザイザル(レボセチリジン)、アレグラ(フェキソフェナジン)、アレロック(オロパタジン)、タリオン(ベポタスチン)、クラリチン(ロラタジン)


・第一世代よりも眠気少なく、鼻閉にもやや有効。

・抗アレルギー作用もある。

・持続時間が長い、効果発現が遅い。

・メキタジンのみ緑内障と前立腺などの下部尿路閉塞疾患に禁忌。それ以外はOK。

・ザジテンでは痙攣に注意。

・運転禁忌と注意、警告なしがある(→詳しくは下記で)


★眠気による使い分け(添付文書の記載)★
・運転禁止
→第一世代すべて。ザジテン(ケトチフェン)、アゼプチン(アゼラスチン)、セルテクト(オキサトミド)、ダレン・レミカット(エメダスチン)、ゼスラン(メキタジン)、ジルテック(セチリジン)、ザイザル(レボセチリジン)、アレロック(オロパタジン)


・運転注意
→エバステル(エバスチン)、アレジオン(エピナスチン)、タリオン(ベポタスチン)

・運転への記載なし
→アレグラ(フェキソフェナジン)、クラリチン(ロラタジン)



今回はひとまずここまでです。次回は妊婦や適応等から違いを見ていく予定です(^-^)


参考:ポケット医薬品集2009、レジデントノート日常診療での薬の選び方、使い方


少しは役に立ったよ~!という方はこちらをポチっとお願いします(^-^)↓
にほんブログ村 病気ブログ 薬・薬剤師へ
にほんブログ村
スポンサーサイト

PageTop

コメント


管理者にだけ表示を許可する
 

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

| | 2012-04-20(Fri)22:49 [編集]


Re: タイトルなし

今回の記事で誤りがありました。
第一世代のなかで、ポララミンのみが緑内障、前立腺肥大等の下部尿路閉塞疾患に禁忌ではないと書いてしまいましたが
正しくは「アタラックスのみ禁忌ではない」でした。
※現在は訂正済みです。

ご指摘を頂いた、かあさん薬剤師さん本当にありがとうございました。
今後も気になることがあればよろしくお願いします(^ー^)

半人前薬剤師 | URL | 2012-04-20(Fri)23:34 [編集]


承認待ちコメント

このコメントは管理者の承認待ちです

| | 2016-07-19(Tue)21:52 [編集]


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。