メトグルコには休薬が必要とさせれる場合があります。
どんなときにどれだけの期間休薬が必要なのかあらためて確認しましょう。
★メトグルコの休薬について★
・ヨード造影剤を用いて検査を行う時。
→乳酸アシドーシスを起こすことがあるので、検査前はメトホルミン製剤の投与を一時的に中止すること 。(ただし、緊急に検査を行う必要がある 場合を除く)
・ヨード造影剤は全て腎から排泄されるため、腎臓(特に尿細管)に負担をかけ、時には腎臓の機能を低下させる場合があるため。
・造影剤使用時の前後48時間ずつBG薬を休薬する(糖尿病標準診療マニュアル2011)
・ヨード造影剤は基本的に 、尿路造影検査 、CT検査 、血管造影検査 などの検査の際に使用。
→単純CT検査は造影剤使用しないが、造影CT検査では造影剤使用。
・その他にもゲンタマイシンなどの腎毒性の強い抗菌薬も併用注意であり、メトホルミンの投与を一時的に減量、中止する必要がある。
処方せんに検査前休薬の指示が書いてあれば分かりやすいですが、メトグルコの日数のみが短くなっていただけではなかなか気付きづらいですよね(^_^;)
薬局でBG薬を服用している患者さんが造影検査を受けると分かった時には、先生からの休薬指示を理解しているか確認したいですね。
余談ですが、メトホルミンは大量飲酒者に禁忌(乳酸アシドーシス起こりやすいため)です。患者さんの中にはあまり飲酒量を意識していない方もいるので注意しましょう(^-^)
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