
新しいグリニド系薬のシュアポスト(レパグリニド)について勉強会があったので内容をまとめておきます。
★はじめに★
・4/1より長期投与可能に。
・有用性加算(Ⅱ)5%適用
・「シュア」…確実に「ポスト」…食後の血糖を下げる
★特徴★
・グリニド系で唯一の胆汁排泄型
・尿中移行少なく、透析患者にも安心して使える。
・初期用量0.25mgだが0.5mgからでも可。最大1日3mgまで。
・α-GIと併用可。(他との併用は適応なし)
・毎食直前(10分以内)。食事中、食後はだめ→1回飛ばして次回に通常に。
・吸湿性に注意(病院では一包化している)
・単剤16週投与で7.32→6.15%と1.17%と低下は大きい。
・世界90ヵ国以上で承認販売されている。
・体重増加あり(52週で1.67kg)
★主な副作用★
低血糖(19.0%)、めまい(3.5%)、振戦(3.3%)、空腹感(2.3%)。
全体で35.5%
★ファスティック(スターシス)との比較★
・有意差をつけてHbA1cを低下させる。
→ファスティックで0.81、シュアポストで1.17の低下。
・空腹時血糖が低くなる
・ K ATP チャネルへの結合親和性高い。→インスリンの分泌作用長くなる。
・低血糖の発現率高い。(SU剤と同等)
→比較試験で低血糖はシュアポスト(1.5mg分3)で17.2%(11/64例)、ファスティック(270mg分3)で6.1%(4/66例)
★こんな人に処方を★
・SU剤を投与しようと考えている人
・既存のグリニドで効果不十分な人
・腎機能の低下が気になる人
・αーGI投与患者への追加投与
併用薬がαーGI だけだとなかなか使用できる場面は少ないかもしれないですね(^ー^)
ちなみにグルファストにはαーGI以外にチアゾリジン系との併用にも適応があり、
ファスティック(スターシス)にはαーGI、チアゾリジン系に加えて、ビグアナイド系との併用に適応があります。
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・有用性加算(Ⅱ)5%適用
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・尿中移行少なく、透析患者にも安心して使える。
・初期用量0.25mgだが0.5mgからでも可。最大1日3mgまで。
・α-GIと併用可。(他との併用は適応なし)
・毎食直前(10分以内)。食事中、食後はだめ→1回飛ばして次回に通常に。
・吸湿性に注意(病院では一包化している)
・単剤16週投与で7.32→6.15%と1.17%と低下は大きい。
・世界90ヵ国以上で承認販売されている。
・体重増加あり(52週で1.67kg)
★主な副作用★
低血糖(19.0%)、めまい(3.5%)、振戦(3.3%)、空腹感(2.3%)。
全体で35.5%
★ファスティック(スターシス)との比較★
・有意差をつけてHbA1cを低下させる。
→ファスティックで0.81、シュアポストで1.17の低下。
・空腹時血糖が低くなる
・ K ATP チャネルへの結合親和性高い。→インスリンの分泌作用長くなる。
・低血糖の発現率高い。(SU剤と同等)
→比較試験で低血糖はシュアポスト(1.5mg分3)で17.2%(11/64例)、ファスティック(270mg分3)で6.1%(4/66例)
★こんな人に処方を★
・SU剤を投与しようと考えている人
・既存のグリニドで効果不十分な人
・腎機能の低下が気になる人
・αーGI投与患者への追加投与
併用薬がαーGI だけだとなかなか使用できる場面は少ないかもしれないですね(^ー^)
ちなみにグルファストにはαーGI以外にチアゾリジン系との併用にも適応があり、
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